《足のツボ》

  0880  第880話    導引術秘伝   サケ風呂健康法

 【五、ヒバ湯の秘伝】
  <3.リウマチ・中気・糖尿病を治すヒバ湯>

  足の指を親指と人差指で
  つまんでねじる。
土ふまずを指圧する。  手のひらでくるぶしの下から
 足のうらにかけて摩擦する。

         

 ≪足の指の行法≫
 @ 湯ぶねの中で、尻をつき、足を曲げてすわる。湯ぶねが深いときは、中に台を
   おき、腰掛けた姿勢でもよい。また、湯ぶねの中でやりにくいときは、風呂か
   ら上がった直後にやるとよい。右足を左足の大腿部の上におく。

 A 人差指と親指で足の指をつまんで左右に水道の栓をひねるようにねじる。
   第一指からはじめて、第五指まで、30回ずつねじる。

 B 足の裏の土ふまずの部分を、両手の親指でまんべんなく指圧する。

 C 右足の第一指を右手でつかみ足の甲の側へひっぱり、右足の裏の皮膚を伸ばし、
   左の手のひらで、右足のくるぶしの下から足の裏にかけて、30回以上摩擦する。

 D 右足の足首のやや上のところを右手でにぎり、左手で足首を右回り18回以上、
   左回り18回以上回転させる。

   つぎに、左足を右足の大腿部におき、@〜Dを行なう。左右両足について、
   @〜Dを何回もくりかえす。この行法は、風呂の中ばかりではなく、一日何回
   もくりかえすとよい。

 この行法は、足の指ばかりでなく、足首から大腿部にかけて、足全体の気血の流
れを活発にする。この行法の効果は、それだけにとどまらない。足先には、実にた
くさんの経絡が集まっているからである。第一指は肝臓と脾臓、第二指は胃腸、第
三指は胃と心臓、第四指は胆のう、第五指は膀胱系、足の裏には心臓と腎臓、くる
ぶしの下には腎臓の経絡がある。この行法で、これらの内臓に刺激が伝わり、気の
流れを活発にして体の回復をうながすことになる。

 (早島正雄著 『導引術秘伝・サケ風呂健康法』 ABC出版刊より)